インタビュー

米ぬかライフを日本中さらには世界の食卓へ!

弊社は2003年に創業して以来、地域発の商品や、品質と製法にこだわりもった商品を発掘し市場でのマーケティングのお手伝いをしてきました。ここ数年は、注目度の高い素材や技術を活用した製品を開発し自社製品として売り出することもしています。

今回、皆様にお届けする「食べる米ぬか」と出会ったのは2018年の冬でした。米ぬかと言えば大多数の人はぬか漬けのイメージを持つと思いますが、実は私は20年程前に一度米ぬかを食べたことがあるのです。私の妻の実家が稲作農家をしており、身体に良いからと言うことで、煎った米ぬかをもらって食べました。その時は「身体には良いのかもしれないけど、美味しくない・・・」という印象で、いくらか食べた後は食べなくなり、米ぬかのことはそのまま忘れていました。あれから長い年月を経て口にした「食べる米ぬか」は、昔食べた米ぬかの味とは全く違う、ほんのりきな粉味でとても美味しく感動したことを覚えています。

さらに驚いたのはその栄養価の高さでした。玄米を精米する際にできる米ぬかには、玄米に含まれる大切な栄養(食生活で不足しがちな食物繊維、ビタミン・ミネラル等)が豊富にふくまれていてまさに「日本のスーパーフード」といっても過言でもないでしょう。

しかしながら米ぬかには油分が含まれるため劣化が早く、これまでその多くが廃棄されてしまっていました。ある調査では年間50万トンもの米ぬかが毎年廃棄されているといいます。廃棄されなかった米ぬかも、飼料・肥料になるほか、ぬか床を作る材料として一部売られることはあっても、米ぬかが食品として一般家庭に流通することはなかなかありませんでした。

これらの問題を解決したのが、「食べる米ぬか」を生んだ加熱技術でした。殺菌し、さらに米油の酸敗を抑制できるこの技術により、米油成分を含む米ぬかの栄養価をできる限り損なわずに、常温保管で賞味期限1年以上の「KL米ぬかパウダー」の製品化に成功しました。

「食べる米ぬか」には添加物を一切加えておらず原材料は米ぬか100%。米ぬかの栄養価をそのまましっかりと摂取することができるのです。また「食べる米ぬか」は調理しやすいようパウダー状に加工していますので、調理済みの料理にかけるだけで1日の食事で不足しがちな栄養素を手軽に補うことができます。

この「食べる米ぬか」を通じて、日本中さらには世界中の食卓の日々の食事の栄養価のレベルを引き上げることが私たちの目標です。米ぬかが食卓に広まりスーパーフードとして流通すると、米ぬか分の売上がアップしますので米農家さんの収入アップにもつながっていきます。米ぬかを食べると健康になるだけでなくちょっとした社会貢献にもなるのです。 そんなことも頭に片隅に覚えておいていただきながら、ぜひご自宅で米ぬかライフを楽しんでいただければと思います。

profile
㈱ライヴス 代表取締役 清家 貴
2003年に㈱ライヴスを設立。
創業以来、「地方を元気に!日本を元気に!そして、日本の魅力を世界に!」をキーワードに地域活性事業に取り組む。
「食べる米ぬか」の販売を通じて、米ぬかライフを日本中さらには世界に広げることを目標に活動を続けている。
http://www.lives.ne.jp/

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