コラム
おならの臭いを改善するには?くさいのは腸内環境が悪いせいかも
「最近おならが臭う…」
「おならが臭いのをどうにか改善したい…」
とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は
・そもそもおならは何でできているのか?
・おならが臭う原因
・おならの臭いを改善する方法
について紹介していきたいと思います。
「最近おならが臭うようになった。」「おならの臭いが気になるので改善したい」と思っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
そもそもおならの正体って何?
おならが臭う原因を探る前に、そもそもおならの原因はなにかみなさんはご存知でしょうか?
答えは、おならの7割〜9割は「食事の時に飲み込んだ空気」で出来ているということが分かっています。
急いで食事をした時やガムや飴などを食べている時に実は一緒に空気も飲み込んでいるのです。
他にも炭酸飲料を飲むことにより体内に空気が多く入り、ゆくゆくおならに繋がります。
残りは腸内細菌が食物を分解する時に出す、水素やメタンでおならが作られています。
そして腸のぜん運動で肛門まで運ばれ、外に出る。という流れになっているのです。
おならを我慢するとどうなる?
どうしてもおならを我慢しないといけない場面などありますよね。
ですが、おならを我慢するのは健康にあまりよくないのです
会議中やどうしても席を外せない場面でも体内は関係なく動いているのでおならが出そうになる瞬間は誰しもあると思います。
ですが、おならを我慢してしまうと体内に止まっているおならの臭い成分がやがて体内に溶け込んでしまいます。
溶け込んでしまうとやがて、
- ・体臭
- ・口臭
- ・肌荒れ
など他の臭いの原因になるのです。
ですので可能な限りおならを我慢するのはやめたほうが良いのです。
またこの影響は、おならの臭いによっても変わります。
おならの臭さの違い
おならの原因の多くは食事の際に飲み込んでしまう空気が原因と紹介しましたが、ではなぜ臭う時と臭わない時があるのでしょう…?
先に結論をお伝えすると、臭いに差があるのは腸内環境に差があるからです。
それでは詳しく解説していきます。
おならがくさい時
まず、おならがくさい時は、腸内環境があまりよくないサインです。
というのも、くさい原因は腸内で悪玉菌が増え腐敗が進み「アンモニア」や「スカトール」「硫化水素」などくさい臭いの素が作られるからです。
この臭いの素を作ってしまう悪玉菌は、お肉や揚げ物など油やらタンパク質を好みます。
なので油やタンパク質を多く含む偏った食生活をしていると腸内の悪玉菌が増え、くさいおならが出る原因になっています。
おならがくさくない時
それでは、くさくない時の場合はどうでしょう?
くさくない時は腸内環境が良いサインです。
というのもくさくない場合は、腸内に善玉菌が多く腐敗ではなく発酵をしている状態だからです。
腸内環境を悪くする悪玉菌の腐敗と違い、善玉菌は発酵するため匂いがない炭酸ガスやメタンガスを作るため臭わないのです。
そもそも善玉菌と腸内環境についてはこちらの記事でも詳細をご紹介していますので、気になる方はぜひ読んでみてください。
→関連記事:【今更聞けない】ビフィズス菌の効果とは?腸内環境の鍵は米ぬか?!
おならをくさくしないためには腸内環境をよくするのが重要です。
では、次に臭いを改善するにはどうしたら良いのか、具体的な方法を紹介していきたいと思います。
おならの臭いを改善するには腸内環境が重要
それでは具体的に、おならの臭いを改善するにはどうしたら良いのでしょう?
おならの臭いは腸内環境によって左右されます。
ですので、おならが臭いのを改善するには、まず腸内環境を整えるのが重要です。
では、腸内環境を良くするにはどういったことをするのか?
答えは「善玉菌を増やすこと」です。
善玉菌を増やすには2つの方法があります。
- ① 善玉菌を摂取
- ② 善玉菌のエサをとる
それぞれ詳しく解説しましょう。
①善玉菌を摂取して増やす
まず善玉菌を増やす方法の1つとして、善玉菌自体を摂取するという方法があります。
みなさんも「飲む乳酸菌」や「生きて届く乳酸菌」など乳酸菌などの善玉菌を含んだ乳製品の広告を聞いたことありますよね。
これらの乳製品のように、外部から善玉菌を取り入れ、腸の善玉菌を増やすという方法があります。
比較的手軽に取り入れることができいいのですが、この場合毎日摂取する必要があります。
というのも体の外から取り入れた善玉菌はそのまま腸に定着せず排出してしまうからです。
②善玉菌のエサを摂る
2つ目の方法は、善玉菌のエサとなるオリゴ糖や食物繊維を摂りすでに腸内にいる善玉菌を増やすというものです。
先ほど紹介した善玉菌を摂取する方法では、摂取した善玉菌のほとんどは排出されてしまいます。
ですが、すでに腸内にいる善玉菌自体を活性化させ増やすことで腸内環境の改善に繋げることが可能です。
詳しくはこちらの記事でも紹介しているので、こちらの記事もぜひ読んでみてくださいね。
→関連記事:健康と密接に関わる、腸内フローラのこと知ってる?
腸内環境を良くしおならの匂いを軽減させるなら「食べるこめぬか」がおすすめ
腸内環境を良くするには善玉菌を増やすことが重要で善玉菌を増やすにはエサとなる食物繊維を摂るのが大切です。
そこでおすすめなのが善玉菌のエサになる食物繊維が多くも含まれる「食べる米ぬか」です。
食物繊維の中で善玉菌のエサになるのは「水溶性食物繊維」と呼ばれるもの。
食べる米ぬかにはこの水溶性食物繊維が含まれています。
米ぬかには食物繊維以外にも非常に多くの栄養素が含まれており、おならの臭いを改善するだけでなく体全体の健康にも役立ちます。
実際に、病院での臨床テストで便通に問題を抱えている患者さんに「食べる米ぬか」を2週間摂取してもらう実証実験を行なったところ、多くの患者さんの便通が改善しさらにおならの臭いも改善したという検証結果が出ています。
食べる米ぬかは、おならの改善だけでなく体全体の健康に繋がる
「食べる米ぬか」は様々な会社が販売しています。
ですが、米ぬかライフの「食べる米ぬか」は特殊な製法を用いて作っているため、他の食べる米ぬかとは違い限りなく米ぬか本来の栄養素を残すことに成功しています。
他社製品の多くは食用に加工する際に栄養素を多く含んだ「米油」を脱脂してしまいます。
ですが、弊社では「米油」を含んだまま食べれるよう加工しました。
この米油には、抗酸化作用のある「スーパービタミンEといわれるトコトリエノール」や油の食物繊維 植物ステロール、お肌にいいと注目のオリザノール、認知症防止に期待良いと言われている「フェルラ酸」、など多くの栄養素が含まれています。
そのため、腸内環境を改善しおならの臭いを軽減するほかにも体全体の健康にも役立ちます。
また食べる米ぬかは1日5gから始められるので、お味噌汁や朝食のヨーグルトに少し混ぜるだけでも摂ることが可能です。
手軽に始められ、おならだけでなく体全体の健康にも繋がる「食べる米ぬか」ぜひ始めてみてはいかがでしょうか?