
米ぬかは、白米に精米するときに取り除かれる外側の部分。普段捨てられがちですが、ビタミン・ミネラル・食物繊維など豊富な栄養素が詰まった“日本のスーパーフード”です。
そして最近の研究では、そんな米ぬかが免疫力を高め、インフルエンザ対策に役立つ可能性も指摘されています。
1. 栄養がギュッと詰まった日本の“古くて新しい健康食”
米ぬかは、白米を作るときに取り除かれる外側部分ですが、実は非常に栄養価の高い食品です。
昔から日本ではぬか漬けやぬか炊きとして親しまれてきましたが、近年は米ぬかそのものを食べやすく加工した「食べる米ぬか」が注目されています。
その理由は、単なる栄養補給を超えて免疫力の底上げにつながる可能性があるから。
特にインフルエンザなどの季節性ウイルスに対して、日々の食生活で守りを固める手助けになり得るのです。

免疫力と米ぬかの関係って?
米ぬかに含まれる主な栄養素
米ぬかの栄養成分は次のように多岐にわたります
- ビタミンB群(B1・B2・ナイアシンなど)
→ エネルギー代謝を助け、体力維持に ○ - 食物繊維
→ 腸内環境を整えて免疫と深い関係のある腸をサポート - フェルラ酸・γ-オリザノール
→ 抗酸化作用(体の炎症やストレス対策に) - ミネラル(マグネシウム・鉄など)
→ 免疫細胞の働きにも関わる - たんぱく質
→ 抗体や免疫物質の材料に
つまり、米ぬかを日々の食事に加えることで、免疫を司る基本機能を底上げすることが期待できるのです。
科学的に見ても注目される理由
米ぬかがインフルエンザウイルスに対して関係ありそうだという理由は、動物実験でも報告があります。
ある研究では、発酵させた米ぬか由来のサプリメントをマウスに与えたグループが、インフルエンザ感染後も
・体重の減少が抑えられた
・肺内のウイルス量が少なかった
・免疫に関わる抗体や物質が増えた
という結果が出ました。
これは「免疫システムが活発に働いていること」の一つの指標と考えられています。
(※マウス実験の結果であり、ヒトにそのまま当てはまるとは限りませんが、栄養としての可能性は高いと見られます。)
また別の実験では、米ぬかを継続摂取することでIgA(免疫のカギになる抗体)を増やす効果が報告されています。
IgAは、鼻や喉、腸などウイルスが入り込む“入り口”で粘膜を守る重要な働きを持つため、感染症への抵抗力と関連が深いとされています。
日本人の“腸と免疫”を意識する価値
日本人を含め、免疫システムの約7割は腸に関係していると言われています。
米ぬかには食物繊維や発酵元として腸内環境を整える成分が多く、これによって腸内の免疫機能が強化され、間接的にインフルエンザ対策につながると考えられています。
どうやって取り入れるの? 毎日できる簡単レシピ
米ぬかは特別な調理をしなくても、日々の食事にちょい足しできるのが魅力。
食べる米ぬかの活用例
- ヨーグルトにひとさじ混ぜる
- 朝のスムージーにプラス
- 味噌汁・スープに溶かす
- ご飯やおかずにふりかける
- サラダにトッピング

まとめ:米ぬかはインフルエンザへの“食べる備え”
✔ 毎日の食事で免疫の基盤を整えられる
✔ 栄養価が高く、免疫と深く関係する成分が豊富
✔ 腸の健康にも寄与し、間接的な感染対策につながる可能性
✔ 生活習慣の一部として取り入れやすい
インフルエンザ対策は予防接種や手洗いだけでなく、日々の体の内側を強くすることも大切です。
米ぬかはその役割を果たす“自然由来の栄養食品”として、毎日の食事にプラスしてみる価値があります。
いつものメニューにスプーン一杯のちょい足しで、身体にちょっといいこと始めよう

「食べる米ぬか」は、毎朝の食卓にさっとプラスするだけで、体に必要な栄養素と自然のパワーをチャージできる食品。
忙しい日も、のんびり過ごす日も、毎朝の習慣に取り入れて、今日からすっきりとしたスタートをきってみませんか?