コラム

恐るべき米ぬかの栄養素。玄米よりも優れているポイントとは

「米ぬか」と聞いて、みなさまどんなイメージを思い浮かべますか?
健康食品として注目され始めている米ぬか。今回は米ぬかが持つ栄養素やメリットを改めてみなさまにご紹介いたします!

そもそも「米ぬか」は何故食用として販売されない?

米ぬかと聞くと、真っ先に思い浮かべるのは「ぬか漬け」ではないでしょうか。
そもそも米ぬかとは、玄米を精製して白米を作る際に、削られてしまった「外皮」などの粉のことを指します。
馴染み深いぬか漬けのみならず、今注目の米油や美容製品、きのこの細菌床などの肥料として使われてきたことからも、栄養満点であることが分かりますが、その一方で、食品としての印象は薄くまだまだ活用されておりません。

それもそのはず……

「米ぬか」はそのままでは、食べられないのです。

白米へ精製する過程でできる米ぬかは、米油が摂れるほど油成分がたっぷり(全体の20%強)。
この油成分は劣化が早く、長期で保存することができないことも食品化への壁となっていました。
つまり、米ぬかは、高い栄養価が認められているものの、食用には適さないジレンマをずっと抱えていたのです。

 

スーパーフードと称される、「米ぬか」の驚くべき栄養素

日々の生活で不足しがちな栄養素がたくさん入っているスーパーフード「こめぬか」の栄養素の主だったモノをご紹介していきましょう。

(1) 食物繊維

腸内環境を整え、便秘対策にも良い第六の栄養素と言われる食物繊維。米ぬかには食品100g中に24.4gも食物繊維が含まれています。米ぬかに含まれているのは水分を吸収すると膨らむ不溶性食物繊維で、食後に満腹感を与えて食べ過ぎを防ぐ効果も期待されています。

(2) ビタミンB1

ビタミンB1は食べたご飯(糖質)をエネルギーに変えてくれる酵素の働きを支える必要不可欠な栄養素です。ビタミンB1が不足してしまうと、怠さや日々の疲れが取れなくなってしまいます。
米ぬかは100gあたりのビタミンB1含有率2位の食品で、ビタミンB1を摂取するにはうってつけの食べ物といえます。

(3)マグネシウム

マグネシウムは栄養素の合成・分解や、神経伝達にも影響を与える、体内の活動には欠かせない重要な要素です。

以上紹介した栄養素は、ほんの一部。
代表的な栄養素が米ぬかにはあるのです。他にもストレス低下で注目されるGABAや、抗酸化作用でコレステロール値を下げるγ-オリザノールやフェルラ酸、動脈硬化予防の植物コレステロール、女性にとって必要な葉酸、カリウム、カルシウムなど、たくさんの栄養が詰まっています。

 

料理を選ばない!米ぬかの栄養素が取れる「粉サラダ」とは

弊社の食べる米ぬか/通称「粉サラダ」は、「たくさんの栄養が詰まっているので、なんとか食べる方法はないものか」研究が重ねられた結果のひとつの答えともいえるでしょう。

「粉サラダ」をぜひお試しください。

お手軽に食べられるように米ぬかを粉末状に加工し、甘みや香ばしさが感じられる「きな粉」風味に仕上げることで食べやすくなりました。さらに、粉状になっても、米ぬかに含まれていた栄養素を損ねることなく摂取することが可能です。また、弊社独自の加熱処理により、長期保存しても味が変わりません。

「食べる米ぬか」はお手軽さにも自信があります。
たとえば、味噌汁や炒め物に「大さじ1杯」ふりかければ、料理の味は損なわず、およそサラダを別に用意するのと同じくらいの栄養素を手軽に摂取できることにご好評をいただいているのです。
何より、料理の本来の味を邪魔しません。粉状なので持ち運びも便利で、外食先や旅行先、いつでもスーパーフードを摂取できるようになります。

米ぬかの栄養素が足された「お鍋」
サラダに米ぬかを足せば、栄養素無限大

脂が気になるメンチカツだって、スーパーフードに早変わり
米ぬかの精製もととなる「玄米」も栄養素が高いことで知られています。
しかし、玄米を炊くためには白米よりも時間や手間がかかり、やっぱり白米と比較すると食事の満足度が低下してしまうデメリットも持っています。

一方、「食べる米ぬか」は普段の料理に加えるだけなので、気軽に毎日米ぬかの栄養素を取ることが可能です。
毎日習慣的に栄養素を取るためには、手軽さは欠かせません。

便秘だけではない!糖尿病の改善をサポートする米ぬかパワー

先ほど紹介したように、米ぬかには豊富な食物繊維が含まれ、便秘の改善に役立ちます。
以前、養護施設で行った実験をご紹介しましょう。
実験は、2週間で浣腸を3回服用されている方26名を対象に「粉サラダ」を食べてもらう臨床テストです。

「食べる米ぬか」を2週間摂取してもらったところ……
結果は、19名の方の浣腸回数が1.5回にまで減り、残りの7名の方は一回も浣腸をしなくて済む改善を確認できました。

医療機関からも想像以上の効果に驚きの声が上がりました。
実験からは「食べる米ぬか」が便秘の改善に有効であることが証明されたのです。

また、米ぬかは便秘だけではなく、糖尿病の改善をサポートする機能も認められています。
IMSグループ医療法人社団明芳会「新戸塚病院」の入院患者様に対し、14日間「食べる米ぬか」を食べ続けていただいた結果、血糖値の上昇を抑えられるエビデンスを取得することができました。
玄米同様、「食べる米ぬか」に含まれる食物繊維が糖の吸収を穏やかにした説が有力視されています。

また、米ぬかに含まれる豊富なビタミンB1はアルツハイマー型認知症の症状緩和の予防にも効果があるとされています。

細かい健康機能に関しては今、日夜研究が勧められておりますが……医療機関が太鼓判をおす「米ぬか」は次世代、見直されるスーパーフードとも言って差し支えないでしょう。

 

食べる人を選ばない「米ぬか」を「粉サラダ」的に続けよう!

先に「食べる米ぬか」は料理を選ばずに加えることができるメリットをご紹介しましたが、養護施設で臨床テストが行われていた通り、食べる人を選ばないことも「食べる米ぬか/通称・粉サラダ」の大きな強みでしょう。

「粉サラダ」としてひとさじ料理に加えれば、子供から年配の方まで、家族全員必要な栄養が取れてしまうからです。

お父さんはコーヒー、お母さんは味噌汁。子供のお弁当にいれる唐揚げの粉に混ぜる活用方法もできます。

毎日の料理と栄養バランスを考えなければならない主婦の方、忙しくて栄養が偏りがちなってしまう方々に是非ともお勧めな「食べる米ぬか」。ぜひお試しください!

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